カフェから始まる恋愛戦争(ヒロインレース)
春が散り、はやくも夏の足音が聞こえてくる5月の半ば。 コーヒーを淹れること以外には特にこれといった取り柄がない一般人『桐谷秀祐』は、 『輝山学園』に転入し、学園の敷地内にある『輝山寮』へと入寮する。
そして入寮したその晩に、秀祐はひとりの先輩と出会う。
「桐谷秀祐くん。あたしと一緒に『アルテ』で働いてくれないかい?」
目の前に差し出されたのは小さくて華奢な『篠森よもぎ』の手。 桐谷秀祐はその手に宿る何とも抗いようのない甘美で耽美な魅力に誘われるようにして、 自らの手を差し出した。
「僕なんかでよければ、ぜひお手伝いさせてください」
停滞していた秀祐の世界がこの時を境に色めきだす。 そう、ここから『桐谷秀祐』の優雅なカフェライフが始ま……
「兄さん! 妹に内緒で勝手にバイトをしようだなんて許しません!」
「秀くん!幼馴染のわたしがお手伝いにきたよ!」
ダーリン、来ちゃった
秀祐がこれからのカフェライフに胸を躍らせていたところに現れた3人の女の子。
血のつながった実の妹『桐谷葵依』 5年振りに再会した幼馴染『橘美杏』 秀祐をダーリンと呼び慕う謎の美少女『椎名雪里香』
「兄さんは私だけの兄さんです! 誰にも渡したりなんてしませんから!」
「ダメーー! 秀くんのファーストキスは私がもらうんだもん!」
「わたしはダーリンの正式なお嫁さん。つまりは正妻。他の女がどれだけダーリンにアピールしたとしても相手にならない」
「秀祐? 何だか随分とモテモテじゃないかい? あたしが一番最初にキミに声をかけたってこと、忘れてないよね?」
カフェ『アルテ』を舞台に繰り広げられる好感度200%を超えた女の子たちによる秀祐争奪戦! 秀祐を射止めるヒロインはいったい誰だ!?
<恋愛戦争>の火蓋が今、切って落とされる!